GCOEサマースクールに参加して…

月曜日8月6日から8日まで,東北大学主催のGCOE流体科学サマースクールとやらに参加してきた.浜名湖の弁天島とやらで開催され,4ヶ月前くらいまで名古屋人だった私としては,なんかだそんなに珍しいところでもないなあと思いつつも,よく考えてみると浜名湖サービスエリアくらいしか行ったことなかった.

旅行がてら,いろいろな話を聞けたらいいなと思い,参加して見ることにしたけれど,途中から全員原則発表ですとの連絡... もともと,発表するつもりがさらさらなかった私は大変困ってしまった.データもないのに,名大やら東北大やらのこわいとの評判の先生の前で,しょうもない発表をしたわけだ.おまけにセッションの司会もやることになってた.

また,ドクターの先輩がプログラムを見せるのを忘れていたから,発表スライドが3枚以内であることや,司会をやることなどいろいろ往路の新幹線で新事実を知らされ,なかなか面白かった.

前置きはいいとして,まず司会.

セッションの司会をやるからには,学会よりは砕けた感じとはいうものの,時間が余ったら質問をするものなので,結構ドキドキした.意外と質問は聞いてればできるものだった.つまり,普段の学会をちゃんと聞いていないんだなと思った.1時間ちょっとだけど,興味を持てる話はたくさんあったのだから,学会の人の話はもっとちゃんと聞こうと思った.今まで失礼なことをしていてすみませんでした.

後から補足説明をしてくれる人もいた.研究に少なからず興味を持ってくれる人というのは良い人にしか見えないものだけれど,他の人もそうなのかなってちょっと思った.

発表の方は,2泊3日の最終日だった.3枚のスライドへの修正とかも時間があって助かったし,自分が考えていた研究背景はそこまで重要でなく,単純に物理的にわからないから追求しようというモチベーションを全面で押し出して良いみたいだ.エンジニアリングとしては,何に役立つかを結構考えないといけないのかなと思っていたけれど,そこはそんなに重要ではないみたいだ.もっと理学的な観点から研究を進めようと踏ん切りがつく良い機会だった.

データはないし,実験こうやるつもりです.データとれたらどうするか考えますから,今のところあんまり良く考えてません.っていうのが私の発表のようやくですが(笑)発表する機会を与えて下さった方に感謝.こういう場になれるのは大事だと思った.いきなり学会でなく,ちょっとゆるめな意見交換会という調度良い機会だったのかなとも思う.あとは,圧縮性流体への知識の不足を痛感したのと,他の人達の発表内容のほうが圧倒的にすごかったので,だいぶ悔しかった.

同じ流体を研究している別の研究室のM1やM2の先輩方とたくさん知りあえてとてもよい機会だった.来年は蔵王で行われるらしいので,行ってみたいけど,夜の飲み会があまりに凄まじいのと参加者がずいぶん多いので発表時間が短すぎるというのがちょっとネック.あと金ないwww

何はともあれ,実家に帰ってきた.リフレッシュしたいが,実家の自営業の仕事場の引越しの手伝いでお盆が終わってしまいそうである.これはまずいので,もっと一生懸命やって早く終わらせてだらだらしたい.

盆明けからは,再び実験装置を試行錯誤しながら制作し,先輩の実験の手伝いをして,手順,手続きを覚えて,自分の風洞実験1週間が無駄のない価値ある時間になるように計画をしっかり練りたい.あと,研究室ではだらだらしないで,メリハリをつけないといけない.最近は下宿が暑いから研究室に朝早くから夜遅くまでだらだらいすぎなので,気をつけないと涼みに行ってるだけになってしまいそうである...

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