偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書)/武田 邦彦
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夏休みを利用して、たくさんの本を読もうという計画です。どこまで続くかわかりませんが笑
レジ袋が石油の余剰分で作られているから環境破壊にならない。
割り箸は、間引きした枝で作れば人工林を育てるのによい。
ダイオキシンはあまり人体に影響がない
普段、リサイクルしないといけないという意見が多い中、こういう論理の展開をされる方もいるのかという感じです。
もちろん、全てを鵜呑みにするのもどうかと思いますし、食糧自給率が小さいというデータに関しては、以前から問題になっている「日本の物だけカロリーベース」とかそういう問題も関わってくるでしょうから、一概に全てが正しいとは言えないです。
ただ、リサイクルによってなんらかのもうけが生じているという利権の話は、ものすごく納得がいきました。家電リサイクル法で買い換えるときに、電気屋に金を払って処分しているのに、それが中古で出回っているというのも、実際に処分した家電の数と回収した数の違いからあながち間違いではなさそうです。
多角的な見方をするためにも、こういう本が持つ意味っていうのはあるんじゃないでしょうかね。
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